Aerospace ValleyBtoBトゥールーズ漢翔航空工業
ファンボローエアショー2016, 二日目 -おぉ、なんと複雑な一日-
2016年7月13日6:14 午前 カテゴリー:Hyappen BLOG
昨日の停電騒ぎを少し引きずりながら、二日目の幕が空けました。もう、今日は本当にいろんなことがありすぎたので、備忘録を残すことにしました。
喜:
欧米企業と日系企業の商談支援(ビジネスマッチング支援)をしている弊社ですが、今日はご依頼下さった企業から大変嬉しいお褒めの言葉を頂きました。
「まったく見ず知らずのところから、お互いのビジネスの目的や将来の方向性に関する意見交換まででき、次の商談の日程まで決められた。それどころか、次の商談に向けた宿題まで整理できた。わが社だけでは到底達しない成果で、ビジネスマッチングをお願いした甲斐があった。」
弊社の信条をお読み頂いた方にはお分かり頂けると思います。(Hyappen Marketing経営理念)
サラリーマンを辞め、弊社を立ち上げたその最大の目的は、お客様からこの言葉を頂戴したいがため。お客様も弊社も喜ぶ、今後も目標とすべき瞬間に会いました。
さらに、Aerospace Valleyというトゥールーズ(仏)にある航空関連製造業団体の友人が、所属企業の名鑑(いわば選手名鑑)をわざわざ持ってきてくれました。
重さ2キロくらいでしょうか。事前に、着払いで送ってくれれば良いよとお願いしていたのですが、トゥールーズからスーツケースに入れて、わざわざ持ってきてくれたことがものすごく嬉しかったです。
怒:
お客様にお叱りを受けました。正確に言うと、お客様は叱ったのではなく、相当がっかりした様子でした。先日提出した提案内容を、撤回せざるを得ない状況を報告したからです。
弊社は外国企業と共同で、日本のお客様に提案しました。提案準備は慎重に進め、お客様のご要望に応えられるよう、一定以上の時間を掛け、相当に保守的な姿勢で書面にし、提出しました。
それなのに、あってはならないことですが、実行可能性が限りなく低いことが判明し、当該外国企業と共に、ご説明の時間を頂きました。恥ずかしいことです。お客様が許して下さる限り、最善策を提案し続けようと考えています。
哀:(悲しいというよりは、ノスタルジーという意味で)
弊社を立ち上げる前に、筆者が勤めていた会社の上司と、そのまた上司にお目に掛かりました。変わらず精力的で、国際的で、かつ知的に活動なさってました。なんだか前の職場が懐かしくもあり、また、自分が小さく見えた瞬間でもありました。
留学中に仲良くしていた友人にも再会しました。現在、彼は漢翔航空工業(AIDC: Aerospace Industrial Development Corporation)という台湾最大の航空関連製造業で、航空機エンジン製造工場の副責任者を務めています。部下を引き連れ、びっしり書かれたスケジュールを手に、分単位で会場を巡っていました。私はほんの15分、近況を交換し、次に会う約束をしました。私は日本の為にもっと頑張ろう、と思いを新たにしました。
楽:
たくさんの人に会い、大好きな飛行機を見て(F-35が、2分間空中で静止・転回する様は圧巻でした)、頭をフル回転させました。至らないこともあったけど、全力を出しました。今日も悔いはありません。
ただただ、明日はもっと良い仕事をしようと思うのみです。
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