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管理職トレーニング -社長の愛情は悩みより深い- | HyappenMarketing

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管理職トレーニング -社長の愛情は悩みより深い-

2016年の夏、当社は、中堅・中小企業での管理職向けトレーニングに注力しました。

数か月前に弊社のサービスラインに加えたばかりで、ろくすっぽ営業などしてませんでしたので、これほど多くの引き合いを頂いたことは、大変嬉しい誤算でした。

 

 

さて、トレーニングプログラムを企画するにあたり、相談元の経営者と現在の管理職についてじっくり話しますと、悩みは深刻なようです。

今、どうなっているか全然わからない、そんな頼んだ仕事が数え切れないほどある。

 

おそらく言葉が通じてないのだろう。頼んだ仕事を、見事なまでにスケールダウンさせて持ってくる。

 

一旦任せた仕事。どこまで降りて行って手伝えば良いのか、悩ましい。

 

情熱を買って、ポテンシャルで昇格させたのに、いまや仕事への情熱を失ったかのようだ。

 

 

私自身の経験から、このような話は、大企業でも一流企業でも、なくはない話です。でも、この2年くらい、中堅・中小企業と仕事をさせて頂いていると、思います。

 

 

本当にこのようなケースが多いのです。

 

 

大企業や一流企業であれば、そんな社員は捨て置かれる立場です。優秀な社員は一定以上の割合で居るし、要所要所に優秀な社員を配置しておきさえすれば、そんな悩みは、一部門内で解決すべき問題です。

 

 

一方で、人材が足りない中堅・中小企業では、そうはいきません。多少不安な社員でも昇格させ、組織を持たせ、部下を持たせ、組織経営を任せなければいけません。中堅・中小企業の経営者にとって、人材育成はいつでも最重要課題なんだと、あらためて勉強させられます。

 

 

当社のトレーニングプログラムは、企業ごとにカスタマイズして提供するというのは前述の通りです。言い方を代えれば、経営者が、「うちの社員にはこうなって欲しい」「うちの社員のこのスキルアップを手伝ってやって欲しい」という思い(愛情)を集約したものが、トレーニングプログラムになるわけです。

 

「愛情」の一例を挙げると以下のようになります。

 


 

6か月リーダーシッププログラム

科目1:フレームワーク思考(実務に論理的思考法を適用する)

科目2:プロジェクト思考(プロジェクト的に仕事を捉え、企画・運営する)

科目3:コミュニケーション技術(コミュニケーションを図り、実践する)

科目4:プレゼンテーション技術(聴衆に価値ある情報を、時間内に丁寧に伝える)

科目5:リーダーシップ(追求するリーダー像を定め、実現プロセスを計画する)

科目6:プロジェクト実践(コースプロジェクト*を完了させ、成果を発全社員に発表する)

 

*コースプロジェクトとは:科目2の最後に、チーム別に企画立案したプロジェクト。実務上の重要性・緊急性の観点からテーマを選定し、社長決裁をもって着手・完了とする。

 

 

各科目は、主に座学、演習、ビジネスゲーム、宿題で構成されていて、目的に沿って組み合わせて進めます。(科目6を除く)

当社講師は、Toulouse Business SchoolでAerospace MBAを学んだ高山が企画から担当しています。

 

 

参考資料:「フレームワーク思考」理論講座の講義資料の一部

[禁無断使用]Hyappen Marketing_フレームワーク思考理論編_教材_201606

 


 

 

当社は、経営者の強い思いを背負ってプログラムを任せて頂くことに、大変やりがいを感じています。

2016年の夏は、各社の管理職・管理職候補と真剣勝負をした、思い出深く充実した夏でした。あざっす!